01 — これまでの話
14年間、ずっと同じ問題を考え続けてきました。
2012年に遡ります。映像制作会社で働いていた私は、以前から同じ悩みにぶつかってきました。それは、プロシューマー向けのメディアアセット管理ツールが存在しないということでした。エンタープライズ向けの MAM は数千万円。大抵はハードウェアー主体のものでした。
2012年から2018年までの6年間、コツコツとですが自分で開発を進めていました。ffmpeg ベースの汎用メディアプレイヤーと、PostgreSQL を使った LAN 環境のメタデータ共有。しかしながら、一人の開発に限界を感じ、一度諦めました。
2019年、Cyberseeds を設立してその仕事を引き継ぎました。夜と週末の開発で5年、パンデミックも経験しました。2024年に MediaQue v1 をリリース。ユーザーは少なく、後に取り下げました。しかし、映像のプロが本当に必要としているのは「動画の切り替え」ではなく、「長時間の収録から必要な瞬間を見つけること」だと学びました。
その気付きが NexClip AI になりました。そして2025年初頭、何かが変わりました — AI を使ったコーディングを始めて、一人で作れるものの速度が根本的に変わったのです。